症例③
ステージ4 男性(罹患時:60歳)
竹本秀俊さん(北海道在住)※奥様より 漢方のお陰か、化学療法特有の吐き気や脱力感もありませんでした 「お腹の中がゴロゴロする…」しゃがんだり、かがんだりするとき、お腹に違和感があると夫が言うのです。 1月の晴れた休日、市内の公園で「歩くスキー」を楽しんでいた私たち夫婦は、この夫の一言をきっかけにこれまで経験したことのない慌しい日々を送ることになりました。 さっそく、近くの個人病院で受診し、胃カメラ、大腸カメラ、CT、エコーと一通り検査をしましたが異常は見当たりません。帰り際、気になっていた血液検査の結果を聞いたところ、「腫瘍マーカーが異常に高い」ということがわかり、その場で悪性リンパ腫の疑いを告げられたのです。 もともと風邪ひとつ引いたことがなく、夏は山登りにゴルフ、冬はスキーと健康には人一倍自信のある夫のことです。「なんでこんな病気になったのか」と顔色を失い、さすがにショックのようでした。 私のほうは、励ましの言葉を探すまでもなく、「夫と一緒にがんと闘うしかない」と思い定めると、不思議な力が湧くような気がしたものです。その日からインターネットでがんのことや様々な治療法を調べたり、図書館に出かけて多くの関連本を読み漁るようになりました。 一方、道内の支店に単身赴任中で、週末に自宅に戻る生活を繰り返していた夫は、仕事の段取りなどに忙しく、ようやく3週間後、道内の病院でPET(ペット)検査を受けることになりました。機器は全身が一度に画像検査でき、数ミリの小さながんを早期発見する最先端のものです。 画像をチェックすると、案の定、腹部のリンパばかりか頚部(首)にも悪性腫瘍が広がっていました。 その後紹介されて出かけた大学病院の生検(組織検査)で、病名は頚部リンパ節がん、骨髄にもがん細胞が浸透しておりステージはIV期と厳しい診断を下されたのです。 「疑い」を告げられてから1ヵ月後、夫は抗がん剤治療のために本格的に入院することになりました。 道内に住む三人の息子たちが気をもむ一方で冷静でいられたのは、その間にすっかり夫ががんと闘う体制を整えていたからかもしれません。 図書館で私が見つけた一冊の本は、「天仙液」について書かれていました。一気に読み終えた後は、「この漢方薬に頼ってみたい」と素直に感じたものです。夫もまた、「やってみない?」と勧める私に、「いいよ」とあっけないほど屈託のない笑顔で返してきました。 病院での治療が始まる頃には、ベッドの上で毎日2本の天仙液を飲むのが日課になっていました。 意外だったのは、治療がスタートしてからも夫の食欲が旺盛だったことです。もちろん、化学療法特有の吐き気や脱力感もありません。 2クール目の治療後にPET検査を受けると、うれしいニュースが飛び込んできました。 画像の首のリンパ腫が消え、腹部のリンパ腫も20%しか残っておらず、その細胞も活動休止中だというのです。主治医の先生は、抗がん剤がよく効いたのかなと、逆に驚いておられました。 そして7月に入ったばかりの現在、抗がん剤治療を1クール残して、夫の悪性リンパ腫は画像からすっかり消えています。残り1クールを終わらせ、8月に「抗体療法」を施してもらった後、めでたく退院の予定です。 慌ただしく過ぎたこの半年を振り返ると、私たち夫婦は常に前向きに病気と闘ってきたような気がします。 退院後の休日のプランを楽しげに話しかけてくる夫を見て、1年後には昔話のような思い出になるのかなと、病室を懐かしげに見回しています。 |
※体験談は、ご本人の実体験による感想であり、天仙液の効能・効果を示すものではありません。
●その他の悪性リンパ腫体験談 ①ステージ2 女性(罹患時:45歳) 腫瘍が消えたのは抗がん剤と抗がん漢方薬の相乗効果だと思います ②ステージ2 女性(罹患時:64歳) 定期検診のMRI検査で、主治医からがん細胞が消えていたと言われました ③ステージ4 男性(罹患時:60歳) 漢方のお陰か、化学療法特有の吐き気や脱力感もありませんでした ④ステージ4 男性(罹患時:71歳) 脳転移で緩和病棟への入院から、日常生活に戻ることが出来ました |