●患者さんの体験談 | ||
<肺がん>
その時、院長先生の顔色が変わっていましたので、これは大変な事だと感じました。 年が明け、正月早々から精密検査を受け、肺腺がんUbと判定され、すぐに手術となり、右肺上葉を切除されましたが、幸い順調に経過し退院できました。 その後、平穏な1年が過ぎましたが、平成20年2月に再発が見つかりました。左肺に1個と肺門に5~6個のがんが見つかり、苦しい抗がん剤治療が始まりました。 治療の途中には、白血球の減少など、血液の状況が悪くなったりして、入院期間も延びました。抗がん剤の副作用から、頭髪は無くなり、足裏がぴりぴりと痺れたりするなどしました。 抗がん剤治療の終わり頃に、NHKの健康講座を見て、私のような肺がん再発患者の厳しい現実を知りました。それは治癒率が1%で、5年生存率5%ということでした。 抗がん剤治療を受けると5年生存率が19%まで延びるとの事でしたが、私もこれで人生が終わるのかと、絶望に近い気分になった事を思い出します。 それから私の薬探しが始まりました。その時に出会ったのが、漢方薬です。これは良さそうだと思ったのですが、日本で承認されていない漢方薬であったことと高価なことで、色々悩みました。 しかし、我が身は追い詰められている気分ですから、効果が無くてもともとと考え、飲んでみることにしました。 家内に相談したところ、中国の薬で、日本では未承認の薬は信用できないから、やめるように言われました。でも、私にはこれ以外の薬は無いと思えましたので、個人輸入の手続きをして、抗がん剤治療が終わって退院した7月から飲み始めました。 当初は1本を朝と夜に分けて飲み始め、その後は、朝と夜に1本ずつ飲み、時には朝昼夜に1本ずつ飲みました。飲み始めてから毎日、日記に飲んだ時間と量を書くことにしました。この習慣は今も続いています。 その年の11月の定期健診で、担当医から結果説明を受けたのですが、先生は不思議そうな顔をしながら、「どこを探してもがんが見つからない。おかしな事がおこるもんだ」と言われました。 私は、担当医に漢方薬を飲んでいる事を話していなかったので、「抗がん剤が良く効いたんですね」と言わざるをえませんでしたが、心の中では、「やったぁ!」と思った事を覚えています。 その後は、昔のようにゴルフを楽しめるようになり、先生とゴルフの話をしながら定期健診も楽しめるようになりました。 あれから6年、その後の定期健診では、がんの影は見つかりませんので、いつも先生から「不思議やなぁ」と言われています。しかし、私のような再発患者は、また再発する恐れありということで、5年間何事もなく経過しましたが、相変わらず定期健診は受けることにしています。 担当の先生には、今も漢方薬を飲んでいることは説明していません。悪いなと思いながら言えずにおります。 私のところへ漢方薬の事を聞きに来られて、教えた人が数人おられますが、私が日記を見ながら説明するとものすごい効果があるように聞こえるようで、みんな購入されたようですが、少し調子が良くなるとすぐに無理な事をして体を痛められるようで、亡くなられた人が多くおられます。 全快するまで無理をするなと言うのですが、効果がありませんでした。ですので、この頃は、積極的に人に言いふらすことを止めています。折角の薬なのに、使い方によって、残念な結果に終わっても困るからです。 私の現在は、年間2セット(60本×2箱)のペースで飲み続けていまして、普段は農業や家事のかたわら、ゴルフを楽しんだり、地域老人会の共同作業なども行うなど健康な毎日が送れています。調子が良いので、このままのペースで飲み続けたいと思っています。 |
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「これ以上の治療は厳しい」 と医師から言われたら… |
(お届けする資料のイメージ)
<参考リンク> ・肺がんの名医リスト一覧(全国版) ・ステージ4、ステージ3からの肺がん治療 |
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